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ダルビッシュ有選手に学ぶ

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いつもブログを見ていただきありがとうございます。

今日はネットニュースからの抜粋です。

「全身のマッサージも一つこだわりがあって、ハムストリングス(太もも裏の筋肉)、(太ももの)裏側は強くもまないようにお願いしている。本当に軽く、さっと触るぐらい」と説明。その理由については「強くもまれると確実に球速が落ちちゃう。何でか知らないけど、踏ん張りが利かないというか、力が出なくなる」とした。

 

このことからわかることがいくつかあります。

まず強く揉むことで「筋出力」が落ちる、もう一つは「足の踏ん張りには太もも裏が関係する」です。

以前にもブログでお伝えしたのですが、アルントシュルツの法則というものがありまして

強い刺激は活動を「抑制」または「停止」させる

ということがあります。

ここでわかるのは、強いマッサージは筋肉の活動を抑制して力を発揮しにくくさせるということです。

なので、パフォーマンスを発揮しないといけないときには向いていません。

やり方次第ですが、効果的につかえるときもあります。

 

もう一つの太もも裏ですが

太もも裏の通称ハムストリングは力を使う上で使えていない方が多くあります。

スクワットの時に太ももの前が突っ張ると鍛えた感じがして「良し!」と思う方がいると思いますが、これは、太もも裏の筋肉を使えていないと言えます。

筋肉は同じ動きでも多数の筋肉を動かした方がうまく動けますし、なめらかな動きになります。

瞬発力・持久力ともに関係するのがハムストリングですので、使えなくなると確実にパフォーマンスが落ちます。

 

ですので、ダルビッシュ有選手のように敏感な感覚の持ち主は強い刺激でのパフォーマンスの違いに気づけるのですが一般の方はなかなか気づけないでしょう。

 

こういうことを知っておくだけでケア方法をどうすればいいのかが見えてきますね。

ただ揉めばいい・緩めればいいということではないのを知っていただければと思います。