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ベーカー嚢腫とは?

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突然ですがみなさんベーカー嚢腫ってご存知ですか?

 

 

整骨院ではたまに来られる方がいるのですが、みなさん膝裏の痛みや違和感として来院されます。

 

 ベーカー嚢腫の症状

 

ベーカー嚢腫の主な症状は膝の裏にゴルフボールほどの大きさの袋状になったものができ、膝を曲げる時に違和感を感じたり圧迫されたりします。

 

痛みは少ないですが、症状が悪化していくにつれ袋が大きくなり痛みが出たり、周りの静脈に炎症が起きたりするために痛みが出ることもあります。

 

 

この袋状になった内部には液体が溜まっています。

 

この液体は滑液と呼ばれるもので、正常な状態では膝にある滑液包という部位に適量あるのですが、この滑液包が炎症を起こしてしまうと膨らんでしまいベーカー嚢腫となってしまいます。

 

ベーカー嚢腫の原因

50歳以降の女性に多く見られ、反張膝や変形性膝関節症、関節リウマチといった症状と合併して起こることが多いです。

 

加齢によるものとも言われますが、反張膝の原因となっている浮き指や外反母趾といった歩き方のバランスをくずしてしまうような症状があると膝の裏に負担がかかってしまい滑液包に炎症が起こってしまいます。

 

日頃からの歩き方や立ち姿勢などが原因となっていることが多くなります。

 

ベーカー嚢腫の施術

当院ではつい最近でも来られていたのですが3回~4回の施術で患部の改善が期待できます。

 

膝周辺のバランスを整えることは当然ですが、骨盤を重点的に調整を行うことで膝にかかる負担を減らすことができます。約8割の方に足の軽さを実感していただき、感覚の変化を感じていただいております。

 

それに加えて日常の立ち方、歩き方を指導いたしますのでベーカー嚢腫の大幅な改善につながっています。