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子どもの姿勢!(^^)!

今日のタイトルは「子どもの姿勢」です。

 

毎朝、整骨院に行く時に数人の小学生や中学生とすれ違います。

その時にふと姿勢が気になりました。なにげないことなんですけど、首がどちらかに倒れていたり前のめりに歩いていたりしていました。

 

「そういえばうちの子、首をいつも決まったほうにたおしているなぁ」・「猫背気味かな」とか子どもさんの姿勢が気になったことがある方がいると思います。

 

たしかにここ最近は頭痛や肩こりの低年齢化が指摘されていて、僕が感じる中でもどんどん増えてきていてそういうご相談も多くなっています。

 

原因はいろいろあり

●運動の機会の減少

●パソコン・スマートフォンの使い過ぎ

●ストレスの影響

などが挙げられます。

 

運動の機会の減

僕が学生のころから言われていましたが、とにかく遊ぶにしろ勉強にしろ座っている時間が長く、運動の機会が減っています。

 

子どもは体重が大人に比べて軽いですが骨も筋肉もまだまだ発達途中で特に筋肉は同じ姿勢を長く保っていられるほど発達していません。

 

同じ姿勢を長く続けることで筋肉が固まり、姿勢を悪くします。

そんな時に運動(遊び・スポーツ)を取り入れることで姿勢を保つ筋肉ができあがりかつ筋肉を柔軟にしてくれます。

 

パソコン・スマホの使い過ぎ

最近では勉強の教材としてもスマホやタブレットが導入され、遊びもゲーム機に代わるものとして使われています。

 

子どもは純粋です。

熱心にまた夢中になればなるほどスマホやタブレットを見ようとします。見すぎなくらい(*_*;

 

こんな時子どもの背中は猫背になり肩はさがりあごは上がっているのではないでしょうか?

 

このタイプの子どもは正しい見方を教えてあげるだけでグッとよくなりますよ!!

 

ストレスの影響

姿勢を良くするうえでストレスはかなり縁の深いものです。

 

みなさんも経験があると思いますが、気分が落ち込むとうつむくことが増え、逆に気分が晴れやかだと顔があがります。

 

子どもはストレスの影響を受けやすく、かつ解消する手段が少ないのが特徴です。

 

大人が思ってもいないようなことでも影響を受けていて、たとえば、夫婦げんかや親が疲れている状態でも知らない間にストレスとして伝わってしまいます。

 

悪いストレスを受けると交感神経がたかぶり筋肉を固くさせます。結果、悪い姿勢につながります。

 

結論!

いずれにしても最終的に筋肉が硬くなったり、神経の緊張がおこることで姿勢が変化していきます。

 

「あれっ??」と思ったとき家庭で対処しても変化がないときはおもいきって整体をしてみてはいかがでしょうか?

 

筋肉をゆるめて本来の姿にしてあげることはその子にとってこれからのことはプラスにしかならないでしょう!!!

 

子どもの場合はきっかけひとつでがらっと変わりますよ!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

手や足がふるえる原因は?

手足がふるえる病気として大きく分けて二つの病気があります。

 

本態性振戦

脳神経の異常

 

本態性振戦

 

本態性振戦とは、60代以上に増えてくるもので、食事をしたり字を書いたり座っていて立ち上がったりした時に手や足がふるえることをいいます。

本態性とは原因が不明という意味で、振戦とはふるえを指します。

 

特徴としては、ふるえ以外の症状がみられないことが挙げられます。

また、寝ている時など安静時にふるえることはなく動作の始めにふるえがでることが多くなります。少ないですが頭が揺れることもあります。

 

脳神経の異常

これらは主にパーキンソン病など脳・神経に異常がみられることで起こるふるえです。

 

特徴としては、パーキンソン病などの場合症状がでている部位が固くこわばってしまったり上手に動かせないといった症状が現れ、歩行や表情などにも影響がでます。

 

また、ふるえが安静時にでてきます。

 

 

本態性振戦ではストレスにさらされるとふるえがでたり大きくなることがわかっています。これらは、交感神経がたかぶることによって心身が緊張し引き起こされ、人は緊張状態に長く身をおくと交感神経がはたらき過ぎ、心身をリラックスに導く副交感神経が十分に機能しなくなってしまうのでその結果、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、ふるえが起きます。

 

当院では、本態性振戦の方には、まず筋肉の過度の緊張を取り除き交感神経の働きを緩やかにしていくようにアプローチしていきます。

 

同様にパーキンソン病などの方に対しても固まりやすい筋肉を緩めてあげることで日常生活の向上を目指します。

 

耳鳴りのご相談

今日、患者さんから「耳鳴りって治るの?」というご相談をいただいたので私ができる耳鳴りの施術についてお伝えします。

 

まず耳鳴りは痛みこそないものの非常に不快な症状と言えます。

 

 

そしてほかの人には伝わりにくいのもつらいことではないでしょうか?

 

結論から言いますと当院での施術の対象は

 

●病院で検査をしたが異常なしと言われた

●いつもではないがたまに耳鳴りがする

●最近体が疲れやすくなった

 

この項目にあてはまる方は効果が期待できます。

 

それはなぜか?

 

耳鳴りは次のようなことでも起こるからです。

 

●首・肩まわりがこわばる、緊張している

●肩の高さが違うなど体がゆがんでいる

●強いストレスを感じる、または最近あった

●睡眠不足など生活が乱れている

 

これはほんの一例ですがこのようなことで起こる耳鳴りは自律神経が乱れることによって筋肉を緊張させ、耳周辺の血液や組織液の循環が悪くなることで引き起こされます。

 

ですからこのようにして起こる耳鳴りは筋肉の緊張を緩めて自律神経の切り替えをスムーズにすることでよくなります。

 

耳鳴りはキーン・ジジジと聞こえたり不安になると思います。

 

耳だけにとらわれないで体を整えてみてはいかがでしょうか?

 

※病院で検査をして鼓膜自体に穴が開いているなど耳自体の疾患が原因でおこる耳鳴りについてはその部分を治す必要がありますので施術の対象にはなりませんが耳は自然に聞こうとしてしまいますから耳の周りの筋肉は緊張しやすい状態になっています。

筋肉が緊張した状態はほかのゆがみを生みますので早めに解消することが望ましいと思います。

痛み止めの危険性

ようやく梅雨らしくなってきましたね

 

個人的には晴れが続くと気分も良くてスッキリしますけど雨はどんよりイヤです(-_-)

 

さて、今回のタイトルにある「痛み止めの危険性」と「使い方」について考えます。

 

痛みで我慢できない時ってどうしようと思った経験はみなさんにあるんじゃないかなとおもいます。

 

つらい痛みの時、痛みから解放されたいという思いで手に取りやすいのが「痛み止め」ですよね

 

 

手に取りやすく簡単に使うことができるがゆえに落とし穴があります。

●使い方の間違い

●服用のしすぎ

いわゆる用法容量の間違いです

 

使い方の間違い

痛み止めは本来痛みや炎症を抑えている間に元の良い状態になろうとする自分の治癒力を利用して症状の回復を期待するものです。

 

ですから、いまは痛くないけど痛くなってきそうだからとか心配だからという時に服用すべきではありません。

 

こういう時、常に服用すると痛みというのはそれ以上体を使うと耐えられないといったときに体からでる信号ですので自分の体が痛いのかまた痛くなろうとしているのか感じられなくなってしまいます。

 

結果、体には相当な負担がかかることでもっと大きなケガや病気としてかえってくることになります。

 

服用のしすぎ

先ほども言ったように痛みなどを心配するあまり服用すると長期の期間にわたって使用する人が多くいます。

 

長期の服用は処方箋に書いてある副作用に気をつけてほしいのですが、東洋医学からみた場合は肝・腎にかなりのダメージをあたえるのでさけるべきです。

 

肝・腎にかかる負担というのは、臓器にかかる負担だけでなく日常生活での意欲の低下や筋肉が硬くなるなどの症状を引き起こしてしまいます。

個人的には使い続けるのは怖い薬だなと思っています。

 

我慢できないような痛みには効果的だとは思いますが、「痛み止めを飲まないといけない」ということで頭がいっぱいにならないようにしましょう。

 

ついには「痛み止めなしではいられない」状態になってしまいますから!!

 

痛み止めは手放すことができる薬です。

いまのままではいけないと思っている方は一度使わなくて良くなる方法を考えてみてはいかがでしょうか?

不安がある方はご相談くださいね(^◇^)

 

 

 

 

 

体が硬いのはなぜ?

今日は患者さんから「体はなんで硬くなるん?」という質問をいただいたので伝えきれなかった部分も含めて書いていきます。

 

まずは、体が硬い原因についてまとめていきます。

 

そもそもなぜ体が硬い人と柔らかい人がいるのでしょうか?

 

そして、意外と体が硬いという言葉、漠然としていますが、一体どこが硬いと「体が硬い」という表現になるのでしょうか?

 

これは、部位によって様々であると言えます。

 

人によっては首が硬いとか、肩が、腰がと答えが変わってしまいますので(^^)

 

そもそも、赤ちゃんの頃はみんなぷにょっとした柔らかい筋肉を持っています!

 

成長するに従い、子供でも体の硬い人がいたりします、これってよく考えると不思議ですよね?

 

実はこれ、日常生活が非常に深く関係しています。

 

体の柔軟性は、関節の可動域と深い関係があり、成長する中で、日常生活の中で可動域を目一杯使うことは無くなっていきます。

 

これが、可動域を狭くして体が硬い状態にしてしまう理由の一つでもあるのです。

 

他には、日々あなたがやっている姿勢に原因があります。

 

体が硬い原因となる姿勢、これが悪くなることで、どんどん体が硬い状態になってしまうのです。

 

まだまだ体が硬い原因はあり、運動不足が関係することもあります。

 

人間の体は、実はお腹から硬い状態になっていくと考えられていて、ここには横隔膜がありますが、これは呼吸をするための筋肉になります。

 

体が硬い場合、まずはお腹から柔らかくしていくことが、大事なポイントになると考えられています。

 

人間の体が、大人になるに従って硬い状態になっていく原因はまだあります。

 

筋肉や関節が硬いからというものや、実は血管が関係しているという考えもあり、血管といえば全身に張り巡らされているもので、毎日使われています。

 

生まれてから成長していく若い頃は、血管もいきいきと動いていますが、だんだん人間は老化していきます。

 

こうなると、血管の力が弱くなり、血管の中にあるコラーゲンが硬化してしまうのです!

 

コラーゲンはもともとドロドロの状態なのですが、そのままにしておくと、どんどん硬くなってしまうのです!

 

これが原因となって、血管を流れる血液の勢いが弱くなり、血管に老廃物が溜まってしまうようになってしまいます!

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こうなると血管が硬い状態になり、悪循環で老廃物が詰まって狭くなってしまいます。

 

つまり栄養を運んで老廃物を流す血管が硬い状態になると、筋肉まで硬い状態になってしまうのです!

 

また、筋肉を普段から鍛えたり動かしたりしていない人は、筋肉が弱ってしまっているので、使うと疲労しやすくなります。

 

疲労物質が筋肉に蓄積されてしまうと、筋肉を動かすときに痛みが出るので、増々動かさなくなりどんどん体が硬い状態になってしまいます。

 

筋肉が硬い状態になっているというのは、結果的に体の代謝自体が落ちているので、太りやすくもなってしまいます。

 

普段から運動の習慣がない人は、年齢を重ねるとそれでなくても筋肉がどんどん落ちていき、代謝が落ちてしまい、太りやすくなるので、意識して体を動かすようにしないと、様々なことが凝り固まってしまいます。

 

筋肉も内蔵もある程度使っていないと能力が低下します。

 

子供を見ているとよく分かりますが、将来を心配したりすることもなく、日々をただ楽しんで喜んで動き回って生きているあのような生き方をするのが、心身にとっては自然で柔らかい心身を持つためのコツです!

 

体が硬い人で、生まれつきそうであるという人は、成長する過程で体が硬い状態になるということがいえます

そして、すでに2歳頃から差は出てくるようです!

日々の日常生活の動作などの違いが、この硬い体を持つ2歳児と、柔らかい2歳児を作っていくのです。

それでは分かりやすく、体が硬い状態になる理由をまとめていきましょう。

● 運動不足
● 緊張やストレス
● 同じ姿勢でいることで血行不良になる
● 血管が関係している
● 老化
● ストレッチ不足

 

そして、発達障害の人などの中にも、体が硬い人がいて、その原因は、どうやら脳の命令形のエラーが起こっていることで、股関節や足首などが硬い状態になっている人もいるのですが、発達障害だからみんなそうだとは言えません、中には柔らかい体を持っている人もいます!

 

それでは、体が硬い人で、病気が関係している場合、どんな病状などがあるのでしょうか?

 

● 自律神経失調症
● うつ病
● 肥満
● 脊髄終糸症候群
● 心筋梗塞
● 脳卒中
● 靭帯損傷や肉離れ
● 腰痛、肩こり、ぎっくり腰

 

副交感神経と交感神経がバランス良く働いていることで、人間の体は健康な状態を維持していくのですが、自律神経失調症は、このバランスが崩れているという症状になります。

 

緊張すると、人間の体の中では、交感神経という、緊張をもたらす神経が優位になります。

 

こうなると、筋肉は硬い状態になり、東洋医学でいう体内の気血水の流れが悪くなります。

 

そうなると、栄養が体のすみずみまで運ばれていかず、老廃物が排出されなくなり、体を回復させることも、新陳代謝も滞ってしまいます。

 

そしていつも不調だ、疲れがとれないという状態になるのです。

 

自律神経失調症はこのような状態になることで起こり、これが続いていくと、他の病気を併発するようになります。

 

うつ病になると、人間は感情を自分の中に抑圧してしまいます。

 

本来なら自然に表現される喜怒哀楽の感情を内側に無理に抑えこんでしまうので、全身に力が入ってしまい、どんどん体が硬い状態になってしまいます。

 

うつ病の人は表情も暗く、体も硬い人が多いといいます。

 

心と体は連動している、このことがよく理解出来る疾患が、自律神経失調症や、うつ病ではないかと思います。

 

 

すでにご説明したように、体が硬い状態になると、血行不良になります。

 

そうなると基礎代謝が落ちていき太りやすくなります。

 

肥満はこの悪循環を引き起こし、生活習慣病やその他の病気を発症しやすくなってしまいます。

 

脊髄終糸症候群という病気は、脊髄の末端と、尾椎をつないでいる糸が、脊髄を引っ張りすぎるので、内部を圧迫してしまうという病気で、若い人に多いと言われています。

 

症状が腰痛に似ているので見つけにくい病気だと言われています。

 

心筋梗塞や脳卒中という病気は、血管の詰まりなどが原因となって引き起こされます。

 

体が硬い状態だと、血管の血流も悪くなり、詰まりやすくなることはすでに説明していますが、こうなることで心筋梗塞や脳卒中の危険度が高くなってしまいます。

 

肉離れや、靭帯損傷ですが、体が硬い状態は筋肉の緊張が長い時間続いているというものになります。

 

筋肉が緊張し続けていると、靭帯は伸び切って傷つきやすい状態になります。

 

この状態で運動などを行なうと、靭帯を傷つけ靭帯損傷や肉離れを引き起こしやすくなります!

 

肩こり、ぎっくり腰なども、体が硬い状態で、血流が悪くなったことが原因となって起こります。

 

このように、血流は非常に大事なので、食事の内容などにも気を配ることは、体が硬い場合関係するのです!

 

体が硬いのなら、このような病気が関係している場合がありますので、やはり血流を良くし、体を冷やさないように気を配りながら、簡単な運動なども日々行って、体の筋肉などをしっかりと使ってあげることが大事なポイントになります。

気管支喘息を考える

大人になってからも発症すると呼吸が苦しく夜も寝つけない日が続き大変苦労する気管支喘息(-_-)

 

今日は整体から見た喘息についてお話します。

 

気管支喘息はアレルギーで引き起こされるものが一番有名だと思います。しかし、本当の原因がわかっていないものもたくさんあり、気候の変動やストレスから起こることもあります。

 

また、原因がひとつではなく2つ3つと重なって発症することもしばしばあります。

 

さて、日ごろさまざまな患者さんが来院されみなさん痛みだけでなく持病をお持ちの方もたくさんいます。

 

その中で、気管支喘息の方に共通する体の変化がありました!!

 

それは肋骨の固さです!

 

肋骨って固いんじゃないの?と思う方があると思いますが、正常な時は柔軟に動いてくれて子どもの頃は特に柔軟で加齢とともに動きが制限されていきます。

 

喘息をお持ちの方は背中や肋骨周辺の筋肉が固くなっていて(カチカチですね(>_<))肋骨の正常な動きがしにくい状態になっています。その状態が続くこと呼吸が浅くなってしまい気管支にも負担がかかってきているのです。

 

つまり、気管支に負担がかかるように体が悪いほうに変化してしまっています。

 

薬以外の方法で喘息の症状を楽にしたい!という方は筋肉の緊張を緩めてみてはいかがでしょうか?

 

整体でなくてもストレッチをしても効果がでるので一度やってみてください。

腹式呼吸もいいですよ!!

 

楽になるきっかけになったらうれしいですね(^◇^)

 

最近増えてます滑液包炎!!

今回は「足首にできる滑液包炎」です。最近患者さんで増加しています。

 

滑液包炎??

なんか難しそう( 一一)

という方に知ってもらおうと思います。

 

 

足首にできる滑液包炎とは主にはくるぶし周辺がピンポン球が入っているように腫れ、それを触ると「ぷにゅぷにゅ」とした弾力を感じるものです。

 

これは足首周辺に水がたまっている状態です。

水って!?と思った方詳しく説明します。
足首に水がたまっている症状とは
足首が腫れ、その腫れを触ってみると「ぷにゅぷゅに」と柔らかい感触があり、その腫れは、赤くはなく、そのままコブができている様な感じの症状です。

 

足首に水がたまってしまうと、その溜まった水が神経を圧迫し、痛みが感じます。

 

「滑液包」と呼ばれる平らな袋が、くるぶしの辺りにあるのですが、
そこが、外部からの圧迫で、炎症を起こし、水を溜めてしまう症状です。

 

「滑液包」は、皮膚・筋肉・腱・靭帯 等と、骨が擦れる部分に位置しており、この袋の中に含まれる、少量の液体が「滑液」で、骨と各部位との摩擦を減らし、関節をスムーズに動かす機能をもっています。

 

「滑液」は非常に微量ですが、怪我や使い過ぎなどによって炎症を起こすと、増加し、腫れと痛みを引き起こします。片方の足になることが多いのも特徴です。

 

また、「滑液包炎」は時間の経過と共に、自然治癒することも多いですが、腫れたり治ったりを繰り返すこともあります。

 

 

 

足首に水がたまる原因には、何が有るのか?

 

一番多いのは「姿勢」です。

 

関節や筋肉がいい状態であれば体にかかる負担が分散される仕組みになっていますが偏った体の使い方をすることで体のバランスが崩れてしまい足首付近に負担を与えてしまうのが原因なのです。

 

特に立ち仕事の方に多く、ほとんどの方が膝の悩みを抱えていますね。

 

改善法は?

 

改善法としてはクリニックなどで注射器で水を抜く方法がありますが、当院では足首の調整、膝の調整、体のバランス調整を行うことで炎症を抑えて水が体に吸収しやすくなるようにしています。

 

腫れを繰り返す方は歩き方などを指導して足にかかる負担を軽減させることでいい結果が得られています。

 

これくらい大丈夫と思ってしまうのが滑液包炎の怖いところでもありますので症状が軽いうちにぜひ治療されることをおすすめします(^^)/

 

まれにですが細菌感染の場合もありますので症状に気を付けましょうね!

 

 

 

 

運動をする前のストレッチ

突然の運動はケガの元! 運動前の準備は念入りに!!

ということで運動前の3つの目的をお伝えします。

運動前には身体と心の準備、ウォームアップを行います。ウォームアップとは文字通り体を温めること。動かすことで筋肉の温度を高め、柔軟性をよくする準備運動と考えてください。ウォームアップの主な目的は次の3つです。

■運動に適した動きの準備
ウォームアップのストレッチでは、体温や筋肉の温度を上昇させ、筋肉の柔軟性をよくし、さまざまな関節の持つ可動域(関節の動く範囲)を高めることができます。体の柔軟性が高まることで、運動向きの動きを行いやすくなります。

■身体への負担やケガの予防
突然激しい運動をすると、心肺機能や筋肉に大きなダメージを与えてしまうことがあります。ウォームアップで最初に軽い負荷をかけておくことで、運動中に起こりやすい万一のケガを予防する効果が期待できます。

■運動する気持ちを整える心理的な準備
軽く身体を動かすことで血液中のアドレナリン量が多くなり、これが中枢神経を刺激します。「これから運動するぞ」といった心理的な準備が整い、意欲的に取り組めるようになります。

ウォームアップの方法は、季節や気温、天候、個人の運動習慣などによっても変化します。例えば、夏場はもともと気温も高いため、軽く身体を動かすだけでも効果が発揮されますが、冬場ではジョギングなどで少し身体を温めてからストレッチをするといったことも必要です。

「立って動きながら」がストレッチのコツ

ストレッチというと、柔軟体操のように「座ってリラックスして行うもの」と考える方も多いようです。しかし、運動前のストレッチはなるべく立った状態、または椅子などに座って身体を起こした状態で行いましょう。

心理的準備にも通じるものですが、地面に座ったり寝転がってしまったりすると、身体がリラックスしてしまい、運動に対するエンジンがかかりません。また、運動前にゆっくり筋肉を伸ばしてほぐしてしまうと、かえって神経の反応が鈍くなり、本来の運動能力が思うように発揮されず、ケガにつながるとも言われています。

運動前は心身ともにアクティブモードにするために、立って動きながら柔軟性を高めていく「ダイナミックストレッチ」という方法がオススメです。

ダイナミックストレッチを効果的に取り入れて運動のパフォーマンス上げてケガをしないようにしましょう!!!

 

アイシングの重要性

梅雨に入って雨が降りませんがすごしやすい気候がつづきますね^^

さて、今日はみなさまからいただいた疑問にお答えします。

よく痛いときはどうしたらいいですか?という質問をいただきますがその中でも急な痛みでその場所に熱さや温もりがある場合のアイシングについて説明します。

アイシングの効果

アイシングの目的は主に以下の二つになります。

➀炎症を取り除く
➁筋肉疲労をとる

➀について
怪我(捻挫や打撲ほか様々)は痛い部位が炎症と言って熱をもってしまいます。

熱を持つことはすなわち、血液が集まること。
血液が受傷部位に集中してしまいますと、血液が溢れてしまいます。

そうなると細胞の回復機能が麻痺してしまい結果的に怪我が治るのに時間がかかってしまいます。

それを回避するために痛みを感じた部位を冷やすことが重要になるのです。

➁について
身体を酷使すると皆さんもお分かりかと思いますが当然熱を持ちます。

身体は常に正常を保とうとしますので汗をかくなどして熱を下げます。
しかし、それにはエネルギーを使います。そこで外部から熱をもった部位を冷やすことでエネルギーの浪費を抑えることができます。

つまり練習後にアイシングすることで身体が疲労することを避けることができ、疲労を溜めないようにすることができます。

アイシングのやり方

 

怪我を治すためのアイシングと疲労回復をするためのアイシングではやり方が変わってきますが、どちらも氷や氷水を使い一気に冷やすのが基本です。

冷水を当てるだけや、寒い季節に薄着で外出することはアイシングにはなりません。

それからあまりいないかと思いますが、知人に「アイスを食べればアイシングになる!」と言っていた奴もいました。そんなことはないのでご注意ください。

怪我を治すためのアイシング

炎症している部位を15分ほど冷やします。

15分たったら氷から離し、また炎症によって熱を持つまで放置します。
その後また熱を持ってきた時はもう一度15分ほど冷やし、また炎症によって熱を持つまで放置。

上記の過程を繰り返します。
しかし、常に冷やせる環境にいる人は稀だと思いますので気がついた時、時間に余裕があるときに冷やすようにするのが良いと思います。

それから入浴後は冷やすほうが良いです。
全身が温まることで血流が良くなっていますので、炎症部位がまた熱をもってしまいます。

疲労回復のためのアイシング

練習後に氷や氷水を使い冷やします。

陸上選手なら脚を冷やすのが基本でしょうか。
氷水をポリバケツにいれ全体を冷やすのが理想的ですが、無理なら腿やふくらはぎを氷嚢で冷やすのも良いと思います。

こちらも冷やす時間は15分ほどで終了し、その後特に何かをする必要はありません。

交代浴と呼ばれる冷やすのと温めることを繰り返す、肉体回復方法があります。
これは冷やした後に身体を温めることで血液を効率よく流し、疲れを取る効果があります。

疲労回復が目的なら、交代浴を試すのは効果的でしょう。

アイシングが意味ある怪我

アイシングは炎症を冷やすことが目的なので、炎症を伴わない怪我は冷やす必要がありません。

ただ受傷後数日間はほぼ例外なく、怪我をした部位は炎症しているためアイシングする必要があります。

痛いと思ったらすぐ冷やすことを心がけましょう。

なお怪我をしていないのに日常生活の中でアイシングを行うと、その部位の血流が悪くなり逆に怪我に繋がる場合もあるので注意しましょう。

注意すべき点

前述したとおりアイシングは炎症してない部位に行っても、意味がありません。

怪我をしてから一週間程度経つと、怪我の酷さや種類によって違いますが炎症がとれてきます。

しかし炎症をとれても痛いことは多いです。

例えば、骨折は骨がくっつかなければ炎症がとれても痛いですし、捻挫も靭帯が回復しなければ痛いままです。

そのため、アイシングをする前にその部位が炎症しているかどうかを確認してから行う必要があります。