最近、いち鍼灸整骨院ではひざ痛の方が増えています。
特徴としては、土地柄もあると思うのですが、高齢の方に多くみられます。
今回お伝えすることは「ひざ痛は高齢だから仕方がない」ということではなくて、使い方を考えることで痛みを引き起こす回数を減らすことと、なったとしても早く改善させることです。
使い方のテクニックは若い方でも気にすることで将来のひざ痛予防になりますし、美脚への一歩にもなりますので必見ですよ!
では、膝関節の使い方の簡単テクニックをご紹介します。
まず、膝関節について理解していただこうと思います。
膝関節は4つの靭帯と足の強力な筋肉に支えられていて、曲げ伸ばしは得意で、「捻る」ということが苦手な関節になっています。
なぜ捻るのが苦手なのかについては割愛しますが、膝の痛みを抱える方の多くは膝が捻じれている状態になり、膝の曲げ伸ばしの時にも必要以上に捻りながら曲げ伸ばしを行っています。(自覚はあまりありません)
結果的に、苦手なことを一日何回もすることで膝関節は壊れていきますし、筋肉のつき方にも偏りができてきれいな足になりません。
そこで、改善のポイントになるのは、「つま先と膝のお皿の方向を同じにすること」で、これが意識できるようになると膝をねじって使わなくなり筋肉の動きも滑らかになり膝関節にかかる負担を減らすことができます。
実際に、今できる方は確認してみましょう。
立っている方は、つま先と膝のお皿の向きを同じにします。
その時に、立っているのがつらくない方はいい立ち方ができています。
つらい方は、お尻の筋肉が硬くなっていたり、太ももの外側に筋肉の緊張がある可能性がありますね。
いま感じている筋肉の緊張が膝の痛みに直結しています。
座ってもチェックしてみましょう。
座ったときに膝を正面に向けたときつま先が外側に向いている方は要注意です。
この状態で立とうとすると必ず膝はねじりながら立つことになり、痛める可能性を高くします。高齢の方や現在ひざ痛を抱えているかたは、車から降りるときにこの状態になることが多く、痛みを引き起こす頻度が高くなります。
簡単なことですので「つま先とお皿の向きをそろえる」ことをやってみてください。
やるならいまからがおすすめですよ!!