ブログ

日別アーカイブ: 2020年6月29日

太ももの痛み

いつもブログを見ていただきありがとうございます。

 

今日はめちゃくちゃ暑いですね

暑さに順応してきて最近は汗をかく量が増えてきました(*_*)

熱中症にならないように汗をかける体にして水分補給をしっかりしていきたいと思います。

ー・-・-・-・-・-・--・-・-・-・-・-・--・-・-・-・-・-

久しぶりに症例紹介をします!

先週の患者さんで太もも前面~横にかけての痛みと腰からお尻にかけての痛みで来院された方です。

お話を聞くと、これといった出来事はないにも関わらずお昼前から急激に痛みがでてきたとのことでした。痛くて立っていられない、薬を飲んでも効いたのか効いていないのかわからないくらいとおっしゃっていました。

このような急激な痛みの場合は炎症反応が必ずと言っていいほど起こります。その炎症反応が落ちつくまで早くても1日~3日かかりますのでむやみに体を良くしようとするとかえって悪化させてしまうこともあるので慎重に施術する必要があります。

 

まず太ももの痛みですが、運動など心当たりがない時は腰からでてくる大腿神経が関与していると考えられます。幸いにしびれがない状態でしたが神経の症状がでていましたので腰の状態が悪いということが想像できます。

腰周辺の筋肉は緊張して左と右の筋肉の左右差がはっきりとわかるくらいでしたので筋肉の防御反応もありました。

 

一日目の施術としては筋肉の緊張を緩めること、炎症反応を抑えていくことになりました。仰向けでは腰の痛みが強く寝ていられないということで横向きで施術をし、鍼治療も併用して一番痛い時を10として、痛みが10だったのが6~7になったところで終了しました。

 

二日目は症状を聞きながらですが、夜寝るのが大変であったこと、立っているのがつらいというのがありましたが、お尻の痛みの消失と歩く時に引きずらなくなったというプラスの材料もありました。二日目も炎症反応が残っていましたので1日目と同様の施術をして仰向けで寝られるように変化したいきました。

 

三日目は一昨日に10だった痛みが3ほどになっていました。太ももの突っ張りがありましたので腰部から太ももにかけての神経の道筋を重点的に施術していきました。歩行は問題なく行えるということで、あとは長い時間立ってみたときにどのような状態になるのか経過を見ることで今にいたります。

 

症状の移り変わりをまたブログで書いていきますが、このように神経の症状がでていても筋肉や関節の動きに注目し改善していくといい結果が得られることは多々あります。軽い症状は痛みが早くひく傾向ですが強い痛み・長年の痛みは時間がかかることもご理解ください。

 

※急な痛みの時はお酒は飲まないようにしましょうね。炎症反応が強く出てつらい思いをするのは自分ですから(笑)