ブログ

カテゴリー別アーカイブ: 膝の痛み

急激な膝関節の痛み

最近、いち鍼灸整骨院ではひざ痛の方が増えています。

 

 

特徴としては、土地柄もあると思うのですが、高齢の方に多くみられます。

 

 

今回お伝えすることは「ひざ痛は高齢だから仕方がない」ということではなくて、使い方を考えることで痛みを引き起こす回数を減らすことと、なったとしても早く改善させることです。

 

使い方のテクニックは若い方でも気にすることで将来のひざ痛予防になりますし、美脚への一歩にもなりますので必見ですよ!

 

 

 

では、膝関節の使い方の簡単テクニックをご紹介します。

 

 

 

まず、膝関節について理解していただこうと思います。

 

 

膝関節は4つの靭帯と足の強力な筋肉に支えられていて、曲げ伸ばしは得意で、「捻る」ということが苦手な関節になっています。

 

 

なぜ捻るのが苦手なのかについては割愛しますが、膝の痛みを抱える方の多くは膝が捻じれている状態になり、膝の曲げ伸ばしの時にも必要以上に捻りながら曲げ伸ばしを行っています。(自覚はあまりありません)

 

 

結果的に、苦手なことを一日何回もすることで膝関節は壊れていきますし、筋肉のつき方にも偏りができてきれいな足になりません。

 

 

 

そこで、改善のポイントになるのは、「つま先と膝のお皿の方向を同じにすること」で、これが意識できるようになると膝をねじって使わなくなり筋肉の動きも滑らかになり膝関節にかかる負担を減らすことができます。

 

 

 

実際に、今できる方は確認してみましょう。

 

 

立っている方は、つま先と膝のお皿の向きを同じにします。

 

 

その時に、立っているのがつらくない方はいい立ち方ができています。

 

 

つらい方は、お尻の筋肉が硬くなっていたり、太ももの外側に筋肉の緊張がある可能性がありますね。

 

 

いま感じている筋肉の緊張が膝の痛みに直結しています。

 

 

座ってもチェックしてみましょう。

 

 

 

座ったときに膝を正面に向けたときつま先が外側に向いている方は要注意です。

 

 

この状態で立とうとすると必ず膝はねじりながら立つことになり、痛める可能性を高くします。高齢の方や現在ひざ痛を抱えているかたは、車から降りるときにこの状態になることが多く、痛みを引き起こす頻度が高くなります。

 

 

 

簡単なことですので「つま先とお皿の向きをそろえる」ことをやってみてください。

 

 

 

やるならいまからがおすすめですよ!!

 

しゃがんだ時の膝の痛み

昨日あたりから日差しがグッと強くなりましたね((+_+))

 

 

バテないようにほどほどに頑張りましょうね。

 

 

さてきょうはしゃがんだ時に感じる膝の痛みについてお伝えします。

 

当院には現在普段の生活ではあまり痛みはないけどしゃがんだ時だけ痛むという方が三人ほど来られています。

 

みなさん当初よりグンと良くなっていますが、この方々に共通していたことがありました。

 

それは「痛みが出るように曲げていた」です。

 

 

これはどういうことかといいますと

 

この方々は年齢も性別も筋肉の緊張も痛みを訴える場所も違う方でしたが、痛みが出ていたことで本来の膝関節の動きができなくて膝を不必要にねじりながら膝の曲げ伸ばしを行っていました。

 

痛みが出たはじめはそうではなかったと思いますが、かばってしまうあまり動きが悪くなり膝をねじりながら曲げ伸ばしすることが知らない間に日常生活に定着してしまったんだと考えます。

 

それを指摘しますとみなさん今まで自分が行っていた動きに「ホンマやっ!?」と驚いていました。

 

それぐらい体の微妙な変化は気づきにくいものです。

 

 

ですが微妙な変化を感じてもらって日常で気をつけてもらうことで早期の改善が望めます。

 

施術にはいろいろな方法があります。

当院では自分のクセを知って日常生活に役立ててほしいと思っています。

最速で改善するお手伝いをしますよ(^◇^)

膝の水は抜くしかないのか?

最近当院に来られる方で膝の痛みを訴えて来られる方が増えてきたような気がします。

そして痛みだけでなく膝に水が溜まっている人がちらほらいらっしゃいます。今回はそんな膝に水が溜まって痛い方にむけてお話します。

 

 

◆膝に水が溜まるのはなぜ?

 

◆膝に水が溜まったら、抜くべきか?

 

◆膝の水を抜いた後に注意する事

 

◆膝に水が溜まるなら、まず冷やすこと。

 

◆膝に水が溜まる原因を取り除きましょう!

 

では、膝に水が溜まるということについて詳しく書いていきます。

 

-----------------
◆膝に水が溜まるのはなぜ?
-----------------

膝に水が溜まるのは、膝のどこかに「炎症」があるからです。

 

膝に炎症があるということは、膝に耐えられない何らかの負担が膝にかかっているという事です。

 

なぜ、膝に水が溜まるのかというと簡単に言うと、膝に炎症があるために動かすと余計に炎症がひどくなるのを防ぐために、膝を動かせないように膝に水をためるのです。

 

つまり、自然な自己防衛反応です。

 

膝に水が溜まると、膝が腫れます。特に膝のお皿の上が腫れる場所です。図を見てもらうと膝の皿の上の水色の袋がその部分です。

 

膝に水が溜まる

 

膝に水が溜まると、膝を動かせない曲げれない、熱を持つなど厄介な
状態になり、何よりも痛いです。

 

ただ痛みがないという方もいます。

 

-----------------
◆膝に水が溜まったら、抜くべきか?
-----------------

 

膝に水が溜まると、本当に痛いです。足を付くことも、膝を曲げる事もできません。

 

そうして、膝に水が溜まり、膝の痛みのために病院に行くと、膝の水を注射で抜いてくれます。

 

膝の水を抜くと、今までの膝の痛みや違和感が嘘のようにスッキリします。

 

膝も曲がるようになります。そして、歩けるようになります。ですから、もう膝に水が溜まるのは治ったものと思ってしまいます。本当はこれが一番いけないのですが…

 

膝に水が溜まったら抜いて良いかとしばしば質問を受けます。

 

答えは、

「痛くて我慢できない時は仕方ない」

 

やはり、膝が痛くて仕方ないときはもうどうしようもありませんから、その時は膝の水は抜いてもらうべきだと思います。

 

ただ、膝に水が溜まるのは、炎症から膝を守るための自己防衛反応であることは意識してください。

 

-----------------
◆膝の水を抜いた後に注意する事
-----------------

 

膝に水が溜まって、耐えられずに膝の水を抜いてもらった時には注意が必要です。

 

膝の水を抜いてもらうと、今までの痛みが嘘のように無くなります。

 

ここで、今まで膝の痛みで出来なかった家の掃除や草取り、床拭き、散歩をしてしまう人が何とも多いことか…。

 

中には膝の水を抜いてでも、旅行に行く人もいるですから驚きです。

 

そもそも膝に水が溜まるのは、炎症している膝を動かす事で悪化するのを防ぐためです。

 

つまり、水を抜くと、怪我でいう傷がむき出し状態になっています。

 

その状態で色々な事をして、膝を使ってしまうと、治ったと勘違いしていた膝がさらに悪くなってしまうわけです。

 

これが、膝に水が溜まるのをくり返すひとつの大きな理由です。

 

抜いたのに何回も膝に水が溜まるというのは、自分でその状態を作りだしているわけです。

 

膝の水を抜いた後は、3日はあまり歩いたりしないことが大事です。

 

-----------------
◆膝に水が溜まるなら、まず冷やすこと。
-----------------

 

膝に水が溜まるのは、炎症があるからと何度も書いてきました。

 

炎症があるという事は膝を冷やさないといけないわけです。

 

膝の水を抜いた後に、仕事があるからゆっくりしていられないという方は夜に必ず冷やしてください。

 

炎症を抑えるのは良くないとよく耳にしますが、膝に水が溜まる症状の場合は仕方がありません。

 

それは膝を使わないで、生活をすることができる人はいません

 

つまり歩かないで生活できる人なんて、ほとんどいませんよね。

 

だから、昼間に使ってしまって、熱を持ってしまった膝を冷やすのは夜、寝る時が一番効果的です。

 

ただ冷やすだけでは効果がありません。

 

施術と併せて実践していただくことで非常に高い効果を上げています。

 

-----------------
◆膝に水が溜まる原因を取り除きましょう!
-----------------

 

膝に痛みが出たり、膝に水が溜まるのは、大きく二つの原因があります。

 

本来、上半身の重みが骨盤で受け止められて膝に伝わり、足首を介して、地面に伝わります。

 

こうやって私たち人間は自身の体重を支え立って歩いて生活をしています。

 

膝は補正関節だと思います。

 

生活の中での動き方や座り方の癖によって、骨盤が歪んだり、緩んだり、動きが悪くなったりします。

 

そうして、本来、骨盤で受けるべき体の重みを充分に受け止められずに、膝がそれを補正しようと膝に対して、過剰に負担がかかってしまうことで膝の痛みや水が溜まるこれがひとつめの原因です。

 

さらに膝の痛みや水が溜まるふたつめの原因というのは足首を捻挫によって足首が不安定になってしまったりしたこと足先の細い靴の履き続けたりして指の形が変形したりすること何かにぶつけたりして踵やスネ骨の位置が変わってしまったりすること

 

それらが影響してしまって足裏で受けるべき重みを受けきれずに膝が左右にぐらつかされて、それを補正しようとして過剰な負担が膝にかかってしまうのです。

 

このようにして、膝に痛みが出たり膝に水が溜まるわけです。

 

膝の水を抜いても、抜いても、治らないのは膝に水が溜まる本当の原因に辿り着いてないからです。

 

膝に水が溜まったから、膝の水を抜くという事を続けていくと、身体はさらにその部分を守ろうとして、骨が変形し、太くなっていきます。

 

膝はO脚になり、見た目も悪く、膝の痛みもひどくなっていきます。

 

これを脱却するには、早く本当の根本的な治療を受けてください。

そして自分自身の膝を長く使ってあげるためにも生活を見直してください。

すこし変えるだけで多くの良い効果がでてきますよ!!