ブログ

日別アーカイブ: 2017年7月27日

産後うつってご存知ですか?

男性にはなじみがない「産後うつ」

 

実に産後の10人に1人が経験するといわれています。

 

こんな症状がある方は要注意!

 

1.夜寝付けない、朝早く目が覚める、一睡も出来ない


お母さんは赤ちゃんの睡眠サイクルに合わせがちになりますが、  全く眠れなくなることもあるようです。

 

 

2.常に疲労感がとれない
いつもぐったりと疲れてしまっていて、普通にこなせていた家事が一苦労、と言った例も多々あります。

 

 

3.訳もなくあらゆる事に対し不安になる
たいした理由もないのに生活に不安を感じたり、自分が子供をこの先  育てていけるのか不安になってしまい、涙もろくなったりします。

 

 

4.訳もなくイライラし、ものに当たってしまったりする
敵愾心が強くなり、赤ちゃんが泣くだけで怒りが湧いてきたりします。

 

 

5.人生に対し悲観的になる、自分に価値がないように思う
将来のことが不安になり、この先うまくいくはずがない、自分には生きている  資格がないなど、マイナス思考に陥ります。

 

 

6.集中できない、物忘れが激しくなったり、判断力が低下したりする

 

能力の低下により、物事に集中出来なくなります。また、忘れっぽくなったり、  簡単なこと(例・今日着る服など)を決めることが困難になります。

 

 

7.正当な理由がないのに、自分を責める
自分のせいではない失敗も、全部自分が悪いからだと考えてしまいがちに  なります。

 

 

8.食欲が無くなり、食べられなくなる。もしくは食べ過ぎてしまう
全く食べられなくなったり、過食に陥ってしまいます。

 

 

9.身の回りのことにまで手を回す余裕が無くなり、身だしなみが疎かになる
判断力の低下ともつながりますが、身だしなみを整える労力すら湧いてこない状態になります。

 

 

10.夫や子供、家族に対して無関心になる。愛情が感じられなくなる
家族に対して無関心、もしくは敵愾心を持つようになり、愛情を持って接することが難しくなります。赤ちゃんが泣いていても無視したりしてしまうこともあります。

 

心当たりはありましたか?

全部ではなくとも、このような症状に<いくつか(3つ以上)>心当たりがあったら、あなたは「産後うつ」かも知れません。

 

でも、安心してくださいね(*^^*)

 

実は体が歪んでいることでこれらの症状がでているかもしれません!!

 

産後は赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりで、姿勢が前かがみになります。赤ちゃんの首がすわっていないと、無駄に腕や肩に力が入ったりしてしまうことになります。

骨盤や腰という、体の土台がしっかりしていればいいのですが、不安定な骨盤の状態で赤ちゃんを抱っこするのはなかなか大変です。

産後はとにかく腕を使う機会が多いので、どうしても呼吸器(肺)に負担がかかってきます。その結果、呼吸も浅くなってしまうわけです。

姿勢が前かがみになって、胸を縮こめるようにしていると、肋骨の隙間が狭くなったり、硬くなってきます。

 

さらには肋骨全体が、全体が下にさがってきます。そうすると、ますます呼吸が浅くなってしまうのです。

文字通り胸が落ち込んでいますから、当然、感情面でも落ち込んだりします。だから、産後のうつなんかも、呼吸の問題や姿勢の問題(つまり体の問題)と関係が深いのですね。

イライラする時って、だいたい呼吸が浅くなっています。人間の呼吸の深さというのは、心理面と関係が深いのです。

落ち着いてリラックスしていれば呼吸が深いし、緊張してイライラしていれば呼吸は浅くなる。これは逆も真なりです

つまり、呼吸を深くすれば、リラックスできるし、呼吸が浅くなればイライラします。
ゆったりと深く長い呼吸が出来ると、たとえばちょっと子育てで大変なことがあったりしても、「まあ、しょうがないな」と思えたりします。

 

自分の思い通りにならなくて、まあ当たり前だよなって思えるものです。
そんなわけで、子育てが思い通りに行かなくてイライラしたりしたときは、ちょっと伸びをしたり、手を上に挙げたりするだけでもだいぶ違うと思います。
産後のうつなんかも、たんに心の問題というよりも、体の状態ととても関係が深いのです。というか、心の問題と体の問題は、密接に関連しているのです。

 

そもそも心と体は明確にわけられるものではなくて、本当は一つのものなのですね。

育児を辛くて、大変なものにしてしまうのではなくて、育児を楽しいことにするためにも、産後に体を整えておくことは大事だと思います。

 

自分が楽になることは子どもさんにとってもいいことですよ(*^-^*)