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日別アーカイブ: 2020年7月16日

坐骨神経痛

いつもブログを見ていただきありがとうございます。

今日は坐骨神経痛についてです。

 

先日、同級生の女の子が施術に来てくれました!

症状は腰の違和感とお尻~足の裏にかけて常にではないがピキッと走る痛みでした。

話を聞くと、坐骨神経に沿って痛みがでており普段の姿勢・仕事内容で坐骨神経痛の一歩手前であると判断しました。

このままの状態を続けると坐骨神経痛になってしまうでしょう。

 

さて、肝心の原因になっているのはお尻の筋肉です。

坐骨神経はお尻の筋肉の間を通って太もも裏、ひざ下の横側、足の裏まで繋がっています。体の中で最長の神経なので圧迫を受けやすいんですよね(+_+)

 

この患者さんは年齢も若いですし、なぜなったのか?ということなんですが

一つ目は、出産後1年の体であるということ

二つ目は、不良姿勢を続けていたこと

この2点がお尻の筋肉に負担をかけている原因になっていました。

 

一つ目の産後の体であるということで、出産を乗り越えた体は元に戻るのに1年から1年半の期間が必要です。その間に、筋肉や骨格が元の位置に戻ろうとしていきますが、なにせ出産が終わると完全に戻っていない体、つまり弱っている体で育児に追われるため体への負担は何倍にもなります。

そうしたときに、筋肉は緊張状態におかれやすいので注意が必要です。

 

二つ目は不良姿勢を続けたことです。患者さんいわく、仕事に復帰してから左に体重をかけることが長くなり、その後の育児でも右手を自由に使いたいために左に体重をかけることが長くなった結果、左のお尻の筋肉に負担をかけて硬くなってしまいました。

お尻の筋肉は体が横に揺れるのを防いでくれるので、このような偏った使い方をすると影響を受けやすくなります。

 

今回は、その使い方をしていると痛くなるよねっという感じですが、自覚しているのが痛みや違和感だけですので、なかなか普段の自分の行動を自分だけで思い返すのは難しいですよね。

でも、筋肉を緩めて使い方を意識すれば必ずいい結果を得られるものでもありますので、みなさんの周りでも同じように悩んでいる方がいましたらアドバイスしてあげてくださいね。

 

産前産後の坐骨神経痛は意外に多い悩みです。理解してあげて育児に集中できるようにケアをしてあげたいですね(*^^*)